研究内容

新しいネットワークアーキテクチャの研究

将来のネットワークにおいて、情報伝達の潜在的な可能性を引き出し、高い性能と資源・エネルギー効率を追求するために新しいネットワークアーキテクチャの実現が必要です。本研究では、有線および無線の通信媒体を利用した情報ネットワークシステムおける情報の識別、資源管理、制御方策、セキュリティの問題に焦点を当て、優れた柔軟性、効率性、スケーラビリティ、安全性を有するネットワークアーキテクチャの設計を行います。

広帯域無線ネットワークにおける資源管理とスケジューリング

次世代無線ネットワークの実現に向けて、さまざまな伝送方式やプロトコルが提案されています。本研究では、直交周波数分割多重方式や多入出力(MIMO)システム、分散アンテナなどの技術を利用した広帯域無線ネットワークにおいて、無線資源の有効利用のための資源管理とスケジューリングアルゴリズムについて研究します。

無線センサー、アドホックネットワークのプロトコルに関する研究

大規模な無線センサーネットワークや、インフラ的な構築を要しないアドホックネットワークでは、センサーや移動ノード間の有効な連携により、それぞれの通信ノードが効率的にデータを転送することが必要です。本研究では、ノードの自己組織化やクロスレイヤ的なアプローチをとることによって、無線センサーおよびアドホックネットワークの特徴を生かした情報の収集・伝達を可能にするための通信プロトコルを研究します。

マルチメディアデータ転送の品質制御に関する研究

無線端末の普及により、さまざまなマルチメディアデータがネットワーク上で転送、共有されています。 無線ネットワークリンクの不安定性を克服し、限られた帯域資源を有効に利用するために、 本研究では、無線ネットワーク上における映像ストリーミングのための最適な資源配分の方法や、 マルチビュー映像ストリーミングのためのエラー復元の方策について研究します。

インターネットトラヒックの特性解析と性能評価

インターネットのトラヒックは古典的なトラヒック理論で扱うものと違い、長期依存性や自己相似性などのスケーリング特性が広く観察されています。 本研究では、実際に測定されたネットワーク上のトラヒックデータを利用して、広域ネットワークやLANのトラヒックの特性を解明し、マルチスケーリングなトラヒック特性がネットワークの品質に与える影響を解析します。

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